

パイルの捌き方なんていえるほどではないですが・・・
私なりによくやっている手法について徒然なるまま「捌く側の立場」からみた「捌き方」の話しをさせて頂きます。
別に人に教授するつもりで書いている訳ではありません・・・
最近は真面目にワッチされている方が相対的に減ってきているようですね。(クラスターをワッチされる方は多いですが)
結果、PEDIであってそこそこ珍でもあまりCONDXが良くないと気づいてもらえず、安定して呼ばれるまではCQ連呼したり・・・以前よりシンドイ気がします。
一方で一度クラスタにUPされるとワンサカ呼んできますね。
受信する側(捌く側)で、自分がクラスタが見えていなくても、いつ頃UPされたかわかるくらい急激に・・・です。
いずれにせよバンドに出ている局の少なさの割りに潜在局数は大きくなっていて、パイルがキツクなっている・・・そんな傾向がありますね。ですので捌く側も以前よりもパイルへの対処をよく考えておかないとえらい目にあいます・・・
ということで私なりのパイルの捌き方をコメントします。
特に面倒なSSBを捌く立場で殆ど書いてあります。 CWは私は技量がないのであまりかけません・・・
あしからず・・・
- (1)複数局同時ピックアップ(オンフレ)
- 少し多くなってきたら、一度に数局(5〜7局程度)ピックアップする様にしています。
この方法を使っているのはSSBだけです・・・・
色々言われる向きもありますが、あるレベルを超えて呼んできた場合ON FREQの場合必然的にパイルの山がおさまるくらいにならないとCALLピックアップ出来ず、結果それをみこして「ずれコール」「連続コール」「エンドレスコール」と激化していきますから・・・それを放置するよりはマシかと。
エンドレスコールになり始めたら特にコメントするでもなくスイッチしてます。
呼ぶ側も気兼ねなく思いっきり呼べますから(取れるかは別だが)一回呼んで待っての繰り替えしよりガンガン呼べますから・・・少しはストレス解消になる(・・・かも)?
もちろんガンガン呼べるといってもロングコールはやめてくださいね。せいぜい2回まででしょ。一旦ワッチしてください。
真面目にSTBYしている局は割を食うという問題がありますが、だいたいこの方法になった場合連続して繰り返すので2回目以降は参戦出来るでしょうからまあさほど問題ないのでは(許してね)と勝手に思ってますが・・・・
あといつでもいえますけど、2レターのみ送るとかサフィックスのみとかは出来れば避けて欲しいですね。特にこういうケースはフル取れること結構あります。かりに2レターしか結果的に押さえられないとしても、その2レター(部分)とるにもフルコールの中で部分押さえるほうがとりやすいんです。2レターの連呼すると結局間違ったりしがちです。
(例:KAと2レターのみ連続して呼ぶと、誤ってAKと取ってしまう)
それでこのオンフレでの複数局同時ピックアップはまあいわばオープン戦「がちんこ勝負」です。オープン戦ってのが好きってのもありますが、小規模なパイルの場合スプリットで捌くより効率が明らかに良い(気がする)事も多用している理由です。
捌いている感じにもなりますし・・・スプリットよりVFO回さない分動作的に楽(ロスも少ない)ですし。
- 【CWでのマルチピックアップ】
- CWでも理論的には出来ますけど、STBYしている側が多数局同時ピックアップすることは通常予見しないみたいですね。他の局との交信はあまり真面目に聞いていないんですよね。
「Z?」とか「*** K」「73」だけ待っている(反応する)みたいな感じ・・・
コール複数とっておいて、一方が終わったあともう片方の局を指定しても、よく起きる現象は
◆他の局が何も考えずに呼んでくる
◆肝心の相手は聞いてない
・・・まあ駄目ですね。
そんなことで効率が悪いのでCWでマルチピックアップはしない事にしています。
それ以前に私のCWの受信能力はお世辞にもさほど高くないと思っていますし。本当はスピードをあげて1:1でバンバンこなすのがCWでは一番なんでしょうけど。
まあ自分で快適にとれるスピードよりさらに少し遅めにしてパイルの中での誤読率を減らして淡々とこなす様にしています。はい。
- 【マルチピックアップの利点】
- SSBでのマルチピックアップの利点は、一度にコールの断片を取れば交信の終了(ファイナル)の段階で一緒に次の局へのアナウンスしますから、勝手にパイルになって何も取れない・・・ってな事が起きにくい事ですかね。
あと周波数が無用に広がらないので良いって事かな。
私は一度スプリットはじめるとピックアップ周波数広めに取る方なのでなお更です・・・・(迷惑かけた方すいません)
あと、スプリットにしても完全にフルコピー出来るほど強く、もしくは広がっている場合はよいですが、そうでなければ結局再度コールを言わせるので、パイルの山がさほど大きくないうちは効率は同等もしくはそれ以上ではないかと思っています。
一方でパイルで呼ばせた段階から交信に移るまでにパイルをうまく引かせる(交信が始まっている事を気づかせる)のにテクニックが必要ですね・・・ あとコントロールに失敗するとエンドレス状態となって制御不能になります。
- 【だれから呼ぶか】
- マルチピックアップしている時は、ピックアップしたコールの中から誰から呼ぶのかは重要なポイントです。
だいたい私は一度に5局(断片含む)くらいはピックアップしますが、全部フルコールで取る事は当然無理で、強い方2局位はほぼフルコール、のこり3局はコールの断片(2レターのみとか)になります。
必ずしもではないですけど、一般論として
強い≒強く届いている=こっちのコールバックもよく聞こえている(あくまで可能性ですが)
って事はまあ言えるかと思います。ですから、中で最も強く入感していたフルコール(若しくは殆ど取れているコール)取れた方を、コールバック一発目に呼びます。
パイルの余韻なりが続いていて、その上からかぶせてコールバックしていく感じにどうしてもなるので、相手に私のコールバックを気づいてもらうための処置です。
万が一破片のコールをこの段階で呼ぶと、関係ない局が呼び始めたり、コールバックに気づかず再度呼び始めたり、こっちも肝心の局のコールバックがわからず、結果パイルのモラ−ルが急激に低くなる事が多いようです。
従って確実にコールバックがあって、また皆に交信している事がみえやすい強い局を呼び返すわけです。ですのでパイルの秩序維持の為に第1局目で誰を呼ぶのか・・・この事を私が重要としているのはそういうわけなのです。
2局目からは流石にコールバックあって交信が始まったことを私若しくは相手の局の対応で大抵皆さん気づきますから周波数はクリアです。ここは残ったメモの中で残った強い局は置いておいてより断片、より弱めの局から呼んでいきます。
そして最後に強い残りの局を取ってもう一度皆でよばせる(繰返し)って感じでしょうか
- (2)スプリット
- まあ当然ですが、ある程度の局数呼ぶようになってきたらON FREQではなくスプリットに移行します。
CWやRTTYの場合は比較的早期に、しかも特に指定せずに成り行きで、SSBの場合は規模がある程度大きくなってマルチピックアップでも制御出来なくなって意図的に・・・って感じですかね?
- 【意義】
- スプリットの意味はいうまでもないですけど
(1)こちらのSTBYが呼んでいる局につぶされて判らずに呼び倒されてしまう事を避ける
(2)呼んでいる局を散らして取りやすくする
の2点かと思います。
- 【スプリットだからと安心してはいけない】
- しかしスプリットだけで安心しているとえらい目にあいますよね。
特に最近は(2)の効果が薄れてきているみたいですね。多分バンドスコープや同時受信やらの無線機の機能UP、さらにはクラスタのQSX****なんて奴のせいですかね?
スプリットをやっても交信がおわった周波数をすぐ嗅ぎ付けて?次のタイミングではもうなんというかえらいヒドイ潰しあいを行って・・・というパターンがほんと多い様です。
- 【癖をつけない癖を見抜かれない運用】
- 下から上、上から下へ回してピックアップするわけですが、最近は皆さんよく相手のクセを調べる様で。
まあ何も考えずにやるとダイヤルを回してすぐ取れた局を取るの普通でしょうし、スプリットでいえば+10〜+3を聞いているとして、普通は
パターンA: +10から+3方向にダイヤルを回す(+3までいくと+10に直接戻る)
パターンB: +10から+3方向に進め。+3で折り返し+10方向へ回す
パターンC: あの逆 +3から+10へ (+10へいくと+3に直接戻る)
パターンD: +3〜+10ではあるが、比較的センターを中心に上下させている
これを繰り返す・・・・とか動作は同じになりがちですね。
一人だけ見抜いているうちはよいんですけど皆やってますから、捌く側からみれば皆でやると効果ない愚策というか(失礼)・・・期待した「呼んでいる局を散らしてとり易くする」効果は得られないわけです。つまり呼ばれている側の立場だけから見ればこういう状況であるとスプリットの効果を満足に得られないんです。
私の場合、パイルが激しい状況では自分が交信していた周波数で次の局は次に呼んできた局が幾ら強くて取れていても(正確には取れると容易に予想されても・・・VFO回してしまいますから)まず(98%くらい)その周波数では取りません。
取ってしまうと呼んでいる側が
「この局はピックアップした周波数で次ピックアップする局だ」
と印象づけられてパイルが団子になる事を自ら誘引してしまうからです。
それぞれ性格や意識をもった団子をキレイにばらす様にもっていく事がパイルを制す事だと捌く側の立場ではいつも考えています。
ですのでピックアップはどちらかというとロシアンルーレット的ランダムピックアップが多いんです。もちろん意図してやっています。是非皆が呼んで居なさそうな周波数で呼んでください!
- 【スプリット開始最初の1局目が肝心】
- 最初にスプリットで「UP指定」する場合、最初のピックアップをどこでするかは結構重要です。
CWはなーんとなく始まりますし、まあ極端に近くなければ前述(1)の効果は得られますからよいですが、SSBが問題。最初は必ず3KHz以上UPでピックアップすること。
スプリット始まった直後は結構すぐ上で呼ぶ人いるんですよね・・・聞こえるからとかいってピックアップしないこと。捌く側もほんと注意しないと。
まちがって最初に1KHzUPなんかでピックアップすると混信がひどくなってかえって収拾つかなくなりますからね。
次に2局目ですけど、これが一番重要だったりします。このピックアップで大体当初の周波数幅やそのパイルの方向性を決めますね。
ここで前述の様に同じ周波数で取ってしまうともう、団子はばらけず、単に送受が異なったただのパイルと変わらないハメになります。パイルの感触と当該エンティティーの需要、周波数、CONDX等をみながら大体のスプリットレンジを自分の頭の中で描き、レンジの上の方を2局目でピックアップしています。
例えばですが
21.295に出てたとして、1局目は21.298でピックアップしたとして、次は21.303とか・・・
最初はUPだけですからみなどこでピックあっぷするかわからないので割と広がるんです。この中で上の方をピックアップする。
これで大体参加している局の設備の良い局は「21.298と21.303でピックアップされた」「この間か周辺なら取ってくれるみたいだ!」という事で大体両極にばらけます。
このあとこの両極を崩さない様に片側の山周辺を周波数を前後にずらしながらピックアップして、パイルが激しくなったら猛ひとつの山に動く・・・ 両方飛んでみたり。中だけとってみたり・・・
この範囲で無理そうなら山の上の方を集中的に、どんどん広がる方向でピックアップするとか。
そんな感じで絶えず山をみてコントロールしながら少ないほう少ないほうに、とりやすくなる様に動いて取っている感じです。
あと前にも申したとおり癖を捕まれない様にランダム性にも注意します。
ランダムを意図するのは一見面倒な様にも見えますが、急がば回れで結果的にはパイルが分かれてピックアップ効率も上がるんで良い・・・と自分では思っています。
- 【スプリット中のマルチピックアップ】
- スプリット中はマルチピックアップはあまりやりません。
めちゃくちゃ強い局フルコール+弱い局一部コールなんて両方とれた時はやるかな。でもせいぜい2局まで。もちろんSSBの時のみ。
理由は送信周波数を動かしてしまって呼んだときにその周波数にいなかったりするんでね。弱い局をこなしてから強い局を呼びますから、いなくてもあたりを見回せば呼んでさえくれれば交信できますので問題ないんですけどね
- 【スプリットが沈静化してきた時】
- 沈静化してきてかえってやりにくくなった時は特定周波数で連続してピックアップしてパイルの山の建て直しをします。散らばった局を団子にして戻します。
それでも駄目なときはあえてオンフレに戻したりします。
CWの場合はフィルター広げます(ナローフィルターを抜きます)ね。
- 【スプリットでありながら団子になっているとき】
- すこし長い時間呼ばせます。
そして無理に団子の周波数では取りません。(かえって悪化するだけなんで)
異なった周波数で呼んできている局をピックアップします。(離れているほうが効果的)
意図的にコールサインを何度か呼ばさせて、交信時間(相手の送信時間)を延ばしたりして(ごめんなさい!)他の第三者に印象づけさせることもあり・・・
そうすればどうも違う周波数でピックアップしているということで散開するでしょうから・・・
分かれてくればさらに広げたい方向に集中してピックアップしていけばよいでしょう。
- 【帯域指定の場合】
- 3−7UP とか3−10UPとか指定するのもありえますが、パイルが激化したときにあわせて周波数を広げてこなしていくことに妨げをきたす事が多いですね。結果パイルの山が硬直的になりコントロールしにくい気がします。
例えば最初は3−7を3−10にしても、何度言ってもクラスタとかに最初の情報だけ残って団子が広がらない事がよくあります。最初に皆さんの頭に入った情報を消すのは結構難しいんです。
ですのでUP指定はしてもそれ以上指定しない事が多いです。
- (3)地域指定
- 南太平洋でよく起こるのはハイバンドでJAの壁の後ろにEU'sが居るというこのパターンです。私は比較的パイルアップの地域指定はしない方だと思います。意図して極力抑えています。これは呼ぶ側にすればどこの地域であっても呼びたいと思う気持ちは一緒だと思うので。
もちろん「EU ONLY」の指定をすればそれまでとも言えますが、たまーに「EU ONLY」とか、Wでも「東海岸ONLY」とかしますが、あまりやらない様にしています。途方も無くJAばかりにでもなれば別ですが、両方一挙に相手にしているケースが殆どです。そうはいってもCONDXや状況によってそのままやっていると当然偏るので、パイル制御の中でコントロールしながら弱い地域をピックアップして、両取りしたりしています。
どうしてもとか最後のチャンス?ではないですが、もうJAと沢山交信してきて(少し探した人なら交信終わっているはず)、EUとはチャンス少ないなんて時は指定しているときもあります。
ですので私の場合比較的PEDIの後半で行うケースが殆どです。
- (4)エリア指定
- 地域指定せずにパイルをスプリットでやっても、たまーにですが10KHzくらい帯状に広がってもらってもなかなか取れない(取りづらく・・・効率が落ちる)時があります。
CONDXがよい状態の時が多いかな?・・・そこそこの局が並んで皆S9以上!飽和した感じになってしまうんです。
この場合、地域でなく何らかの指定をしてパイルの量を減らして対応することで効率を上げる事があります。
本来スプリットをうまくコントロールすれば(周波数を広げる)何とかなるはずなんですけど。どうにもコントロール出来ない混乱しているときにやるって感じですかね。
個人的には弊害も多いんであまり好きな方法ではありません。仕方なくやるって感じかな。
通常エリア指定か、トップレター指定でしょうね。当然前者が1/10に後者が1/26(均等として)になるわけです。
トップレターは滅多に使用しないかな?エリアで普通十分なんで。PALAUからでめちゃくちゃコンディションが良いときに一度だけやりましたけどね。
- 【利点】
- パイル対象局数が減る=聞きやすくなる=効率があがる=待っている局も交信可能性が高まるってことですかね。こなすほうも楽ですね
- 【弊害】
- 大体1エリア5〜8局ほど交信して次のエリア(レター)に移りますが、如何せん始まってから終わるまでコールエリアでも30分近くかかりますね。CONDXの移り変わりが激しいときはちょいと問題になります。
自分の番になったらCONDXが落ちて・・・というのはよく聞く話ですね。執拗に同じエリアとは交信せず効率が落ちない程度にできるだけ細かく回すってのが基本ですかね。
あとエリア指定をするとスプリットより客が減る傾向にありますね。自分のエリアが終わっているとあきらめちゃう若しくは他のところにいって違う局と交信始めてしまうとか・・・
- 【注意】
- 一度はじめたら最後のエリア(レター)までやりましょう
- (5)指定無視への対処
- 指定無視への対処はパイルアップ参加局のモラールに多大な影響がありますね。
特にON FREQではきわめて大きな問題!
- ◆毅然とした態度◆
- いずれにせよ指定無視には毅然とした態度が必要です。
指定無視している局は当然?取りやすいですがそりゃ皆STBYしているからあたりまえで、一度でも妙な態度をOPが取るとこの局は指定無視でもOKと次から次へと指示を破ってきます。
苦しくても絶対自分の発言した言動は100%守ること!これしかないです。
急がば回れ。今の1局より後の効率向上の方が結局交信効率があがります。指定無視の局は相手しないこと。
- ◆どうしても言う事を聞かない局がいるなら◆
- 言っても聞かないときは、QSYしてしまうことがあります。
指定無視の局と交信するよりはなんぼもマシなんで・・・待っている人には悪いですが
まあ、それまでの経緯で原因は明らかな形でQSYしますから、皆さんで後で教育なりしておいてくださいませ
- ◆間違って指定無視局を取ってしまった◆
- 例えば
「QRZ? AB?」
といったところで指定と違う1A1DBF局がこちらを呼んできたとします。
こっちはこっちで勘違いして「AB?」の当該局だと思い
(でもフルコールは取れず)
- 「1A1AB? 59?」
とかやってコールバックしたとき、向こうが
「1A1DBF UR ALSO 59?」
とか言ってきて・・・交信が進んでしまっている・・・・でも違う事に気づく・・・そんなケースが不幸にして、たまにですがおきます
この場合、結果的にでも交信を最後まで成立させてしまうと「呼んだもの勝ち」になるので、殆どの場合(必ずとは言わないが)はこの段階でも
「1A1AB?」とあえてやって、それで「NG」として「NO QSO」を宣言して先に急ぎます。
これもモラール維持のためですし、指定無視したからといって取れないという、指定無視=成功体験 にさせない目的でもあります。
あとついでに言いますが、「指定無視」って結構受信している側は聞こえているんです。
再三再四やるようならもうこれは意図的だとまず相手には思われているでしょうね。間違いなく・・・
私も余りに悪質という場合はSPRITとかになって取れていてもあえて他の周波数を聞いてしばらく意図的にとらないことが有ります。
かなり強硬な方はすぐピックアップした上でQSLを発行しないという荒業を取られるかたもおられる様です。ご用心のほどを・・・・(私は交信さえしていれば発行しますよ)
- ◆指定無視パターン
- 色々ありますねー。主たるものを種別するとこんな感じでしょうか?
【1】聞こえないがとりあえず呼ぶ 呼び倒す!
【2】確信犯(指定と違うが構わず呼ぶ)
【3】確信犯(指定をする言語を理解できない・・・)
【4】確信犯(一部一緒だから引っかかれば儲けものと呼ぶ)
【5】確信犯(リターンがわからんかったが自分だともったいないので呼んでみた)
【6】単純に聞き間違えた
【7】リターンが聞こえてなかったのでそのまま呼んでいた(混信等で)
まあ【6】や【7】はまあ一過性のものでお勧めはしませんがまだよいのですが、【1】〜【3】が救いようがなく困ります。
【1】聞こえないがとりあえず呼ぶ 呼び倒す!
ローバンドでよくありますね。何度もコールバックしても返ってこない。
でもどんどん呼んでくる。おまけにやたら強い(!)。
ZK2でも80mのCWで某JA局が呼び倒して来まして、コールバック何度しても返答なし。でも性懲りもなく呼んできます。ON
FREQだったんで私の電波がちゃんと聞こえている他の局が取りづらくほとほと困りました・・・
かの局はSTBYが毎回ずれてましたから(他の局が呼び始めると呼び出す)完全に聞こえてませんね、あれは。
こっちはリニア(500W)入っていたんですけどねえ・・・
よっぽどノイズがあるのか、混信なのか・・・・・・耳が悪いのか、
・・・・・・・・・・・・相手が大出力でこっちで聞こえているだけなのか。(聞こえなきゃ呼びませんよね普通は)
あとでこの局7MHzで呼んできました。7MHzでは問題なく交信できましたけど、えらい強かったですな。
まあ極端な例ですが、なんぼ強く呼んでもらっても良いですが、聞こえてないのに呼ぶのは他の人に迷惑なので勘弁してほしいです
【2】確信犯(指定と違うが構わず呼ぶ)
【3】確信犯(指定をする言語を理解できない・・・)
【2】か【3】か判りませんが、HLやBYの局で時々見受けられますね。
この間、ZK2のPEDIでですが、HLの局で、何回か特定せず警告(ちゃんと聞け。SYBYしろ・・・という感じのコメント)も無視。さらにプリフィックスのみ公言して(HL2
PSE STBY)の様な警告(STBY指示)を出し、それを数回繰り返してもまだ直らず性懲りもなく呼んでくるので、私は初めてPEDI最中にその局のコールサインをフルコールでパイルの中(STBYしている多くの局の前で)名指しして
「あなたとは交信しない! でていけ!」
と公言してしまったことがありました。
その後彼は呼んでこなくなったので効果はあったのかもしれませんが・・・ちょっと残念な出来事でした
ちょっとカッカしていたので大人気なかったかな。
後日、こそっと呼んで来ました。判ってましたけどその時は特に問題なかったので交信しましたけど・・・
コールは今だに覚えてます(前述80mの方も)。 まぁ忘れないだろうな(あまりにも印象的なんでね)
あとEU'sでは【2】多いですね。イタリアとかU-ZONEとか。
私は指定無視の局はどんなに強くても絶対に取りません。
数回は取れても交信しません。勿論メモっておいて後で取ったりもしません。メモノートから交信候補としては完全に抹消します。
もちろん後で呼んできて取れれば交信します。
めちゃくちゃ悪質でなければブラックリスト?には載せません。
【4】確信犯(一部一緒だから引っかかれば儲けものと呼ぶ)
これも結構困るんですよねー。
部分コピーで2レターのみコピーしていたとき。たとえば「 AB ?」といったときに
「AJ」
とかショートコールしてみたり、
「J*1ADB」
とか、もっとひどいのは
「J*1AKK」(A しかあってないやろー!!)
って呼んでくるのは困りますね。
もちろん数回「AB?」と繰り返して、それで
「J*1ADB」ならこれはまだ判るんですけど(でも私はとらないかな)
すくなくとも2レターで一文字あっているのはこれはもう合ってないのと同様ですから絶対とりません。
これは、待っている似たような境遇の方(整然と待っていただいている)と公平性が失われると私は思うので絶対やりません。公平性が失われるとパイル内のモラールが落ちて、効率落ちますからね
3レター(もしくはそれ以上)で2レター合っている様な時は注意しながら取ります。
本物がいてたまたま似ている人も居るとしたら困るんで。大体声でわかっていますから問題ないですけどね
ちなみに今までのはSSBでの話で、CWの場合もうすこしゆるいかも知れません。
特にスプリットの場合そうかな。まず本当に同じ周波数で重なる可能性が低いですから、聞いていた局を補足(判断して区別する)ことは容易ですものね。
あと短点抜けとかはQSBやQRN・QRMで容易におきますから。
CW独特のたぶん間違tったんでしょという範囲がありますからね・・・よっぽどおかしくなければまあ多少違っても取りますね。
【5】確信犯(リターンがわからんかったが自分だともったいないので呼んでみた)
これも困りますね。
結構こういう方は強かったりするんで。まあコールバックしないでそのままですけど
まあ大抵一過性ですし、実害は低いですけどね
【6】単純に聞き間違えた
【7】リターンが聞こえてなかったのでそのまま呼んでいた(混信等で)
お奨めするものではありませんが、無線やっている以上まあしょうがないかな。
コールバックしないでそのまま放置しますが。当然ですが
- ◆指定無視のコールをメモするか、使用するか?◆
- 時々、指定無視のコールをその場は呼ばないながらもメモして後で呼んでしまうという事がある様な事を聞きます。本当ならどうかと思うんですけど・・・
私は指定無視局を間違ってメモしてまった場合、その場で二重線で消します。再利用しません。
また勘違いされないため、指定無視した事が明らかな直後は取れても呼ばずに外したりします。第三者が勘違いでも「指定無視がお得」と思われないためです。
勿論数局過ぎれば解除しています。その上でたまたま取れればもうこれは実力ですから。
- (6)交信中に呼んで来る人々
- これはSSBでの話かな。 CWは終わり間際の問題はありますが、まあ殆ど支障ないですよね
- ◆あきらかに途中で呼ぶ◆
- 交信途中でありながら相手が喋っているのは百も承知で呼んでしまい、(コールをOPに知らせているんでしょう)取ってもらおうというもの。完全な故意です。
昔の話ですが、知り会った(自称)DX'erから、この手法を自慢され
「これは効果的で、効率的でいいんだ!」
なんて言われましたが・・・・
取れたとしても自分だけ秩序を壊して取ってもらっているだけで、皆それをしたら崩壊する様な方法はやはり駄目だと思いますし、正直いって性質が悪いと思います。
それと相手のメッセージが取れなくて再度要求したりすることになったりしますね。受けている側からすれば、人と話しているときに勝手に後ろから大声で割り込んでくる様なもので、非常に不愉快になります。
効果がある・・・って言ってましたけど・・・・ほんと? 不思議です。
私からみると、絶対次の交信相手にはなりません。意図的に外します。絶対に「次に交信しよう」と思ってメモなんかしません。・・・メモはするかな・・・ブラックリスト的にメモする事なら。
- ◆交信終了した・・・のかな?って感じのタイミングで呼ぶ◆
- まあこれはある意味しょうがないですね。パイルがひどくなれば。
正直私もやっていることあります。
人によってはQRZとか出さないでひたすら自然消滅・・次の交信開始ってことも多いですし。そうでないと交信出来ないことも大いにありますよね。
ただこれもたまに確認したい内容がつぶされてしまい、結局聞きなおす事がおきます。
こういったトラブルをさせない様にするのは、呼ばれる側で注意することではないかと思います。殆どそれで防げると思います。
わたしはパイルがひどくなると「・・・・73」だけで終えたりはしません。
特に交信相手が交信の最後にならない様に交信内容をコントロールしています。相手からファイナル送らせる・・・もしくは一方的にファイナルで次に移るというパターンです(後者の方が多い)
絶対に確認したい事があるときはファイナルを送らず、相手に聞きたいことだけいいます。相手の声が聞こえず私の声が聞こえている多数の第3者にまだ続いていることを意識させるためです。
- ◆ファイナルもしくはQRZのスタイルを同じにする◆
- 結構これをやると、聞いている局もこのアナウンスなら聞いている(逆にその形態でないと聞いていない=呼んでも意味がない)と判ってきて、それまではじっとSTBYする様になります。
- (7)スプリット時に強さの違う複数地域を同時にピックアップする方法
- 方法ってほどでもないですけど、時々この方法を使っています。
南太平洋だとEUとJAがビーム的に同一方向で、JAの壁の向こうにEU'sが見えることがよくおきます。しかしEU'sは強くはない・・・EUで呼んでいる局が少なくはないがさほど多くもない。
こんなときは指定をしないで両方バランスみながらピックアップするときこの方法を使ったりしています。
パイルの山をJA’s(強い)はスプリットのかなり上の方で集中的にピックアップします。意図的にです。
必然的にJA’sはピックアップされているJA局は大抵聞こえますからそれを聞いて次第にかなり上の周波数にシフトされていきます。下のほうで呼ぶJA局はいなくなるわけです。かなり大胆に?上の方がよいと思います。
一方EU'sはピックアップされたJAは聞こえない(もしくは弱い)ですから、どこで現在ピックアップしているのかが殆どわからないわけです(もちろんJAからのQSX情報くらいあるかもしれませんけど)。
結果スプリットでUPは判ってもどこかは「?」。こうなるとあまり上の方で呼ぶのはリスクあるので相対的に低い位置(3UP〜5UP程度)で呼んできます。習性ですね。
こうしてEU'sを時々低い周波数でピックアップし、高いところ(10UPほど) でJAを・・・という両獲りするわけです。
強いEU局ですともう一方の当事者のJAでもなにかしら聞こえることも多いですからJAのスプリット呼ぶ側の信号も良く聞いている足の速い局や勘の良い局は降りてきます。
しかし、当然?絶対取らない事。
JAが数局上の方から降りてきていよいよEUが取りずらくなってきたら上の方でJAを取って、再度上の方に引きつけておきましょう。
EUの方は「どうもすぐ上の周波数で取れるらしい?」と固まっていますから上でJAをピックアップしていても、しばらくはそのまま呼んでいてくれます。
再度JAが上に寄ったところで下におりてすぐ上のEUを再度取る・・・・
JAもすぐ上の周波数では取れないと思うし、EUは少し上で呼べばよいと思う・・・てわけです。
まぁ自然と両方取れる環境が出来ます・・・
続けると更に顕著です。
EUからもクラスタUPされる様になります。EUの人はEUの人のクラスタ情報を特に注意して見ます。JAはJAを・・・
ですからどんどん分かれてくるわけです。
おまけに皆が呼んでいない周波数は取れないところだと勘違い(いや確かにピックアップしないからJAとしてはそうなんですね)しますし。非常に都合よく、面白い様にわけられます・・・はい。
それで自分なりに地域別の局数バランス、CONDXの状況見ながら双方ピックアップしていくわけです。
ただこの方法、周波数を広く使うって問題があるんですけどね・・・すくなくとも12KHz幅くらいは最低必要かな。ZK2とかT2クラスでないと流石に迷惑ですしね・・・。そもそもJAが一緒に一生懸命呼んでくることもないので雑魚の場所ではやりませんがね(やる必要もないし)。

2005年5月22日作成