

- 【お断り】
- 最初に誤解ないように本データの意義について簡単にご説明致します。
・本データは中身の実態調査を行うために記録したものです
・私自身がQSL返送料以上の対価を要求しているものではまったくありません。
- ◆きっかけ
- 昔からSASEやSAE+αについてはだいぶ議論がされたと思います。私はさほどDXCC等を追いかけておりませんのであまり切実になったことはないのですが、話はよく見聞きしています。
- 発送側(送付側)から「中身」に関して複数人のやりとりをまとめられた情報はご存知のとおりよく散見されます。当然送付側からのデータですから全体からみれば「断片情報」で、当該局に到着した請求のうちどの程度を反映しているのかは当然判りません。まあ主に返送されてくるか来ないかの判断が目的なんでしょうからそれはそれでよいでしょう。
ただ全体のトレンド、実態はどうなっているのか?は気になるところです。
PEDI等で受取側データが処理され開示されればよいですが、せいぜい「請求数」とか、あるいはDX-VACATIONなんかの結果について仲間内で「こんな感じだったよー」という程度が私の記憶にあるすべてです。
実際にまとめて集計したデータを私はいまだみたことがありません。
自分の趣味(道楽?)でPEDIやっているとはいえ、PEDIをいくつかこなすうちに「一体どうなっているんだろう?」と気になり始めたのが2005年の年明けでした・・・
請求側ではなく運用もしくはMGR側でないとこれって判りませんから誰でも出来るわけもなく、また2000局程度の平凡地域のPEDIではデータも荒いですし、今回の「ZK2」のPEDIは私が出来る範囲のなかでは丁度よい最高の?機会にみえたわけです。
あと今回、沢山交信したのでそれも後押しした気がします。
実は雑魚気味のカントリー(V7やT8、YJ程度でも)にだいぶ行っていたのですが、それでも請求だいぶ頂きまして、欧州あたりから「US1$」でSAE+αを送付される方が多くすこしばかり困っていました。こと事の次第で円高が進んだ時には当該SAE+だけみると結構なマイナスが予想されるからです。
- かっては金額未達でも一律AIR MAILで発送していましたが・・・ZK2のPEDI終了後、この交信数は半端なかったので
「どの程度SASEが来るのか?作業時間は??」
「金銭的負担はどうなるのか?」
「発送基準作らないと」
とすでに帰りの飛行機の中ですでに不安になったものです。
そういった側面からも今後のPEDI実施に際しての参考データとしても手元に記録を残そうと決意した次第です。
そして、海外PEDI(DX-VACATION)される方はもちろん、DX(DXCC等)を追いかける方へもこのデータ提供することにより、すこしでも皆様の利益になるのではと思い今回公表することに致しました。
(実は思ったよりこの記録、処理負担が増え面倒でした・・・ですのですこしでもデータを活かしたいと思っています)
なお実施するのに使用したデータは、当方で実施した「ZK2QQ ニウエ」という・・・JAからみると「雑魚」とはいわないけど「中級」程度(欧州からは難しいかな?)のエンティティーのPEDI(DX-VACATION)です。そうそうRTTYあたりならJAでも比較的レアの様です?
後から感じた感想ですけど、T8(PALAU)やV6(ミクロネシア連邦)あたりより「請求数」も「中身」もかなりインフレしている感じがします。
自身の過去のPEDI実績からみてその様な気がします。こういったデータをおいおい詰めていくと傾向が見えるかもしれません。次のPEDIが何時でそのときもこんなことやれるかは「・・・・」ですけど。
なお、このZK2のPEDIは私一人で実施したものですが、総交信数は 10300局(延べ ※ZK2PEDI詳細はこちら)になりました。ですのでそこそこの数のQSL請求が集まりました。つまり?お陰さまである程度信頼できる統計データになっていると思います。
ただその分相当処理に時間かかって正直いってBURO分の処理が遅れに遅れており相当悩まされているわけですが。いずれにせよ南太平洋PEDIで運用された場合のQSL請求実態について参考になればと思います。
- ◆前提条件(データを取得した郵便物)について
- 1)私の実施したZK2QQ NIUEぺディション向けのQSL請求について整理を行いました
2)当方の複数のPEDIが混在しているものもZK2が含まれている場合カウントしています
3)複数コール分同一封筒にて請求された場合も返送封筒が同一である場合は1件とカウントしています
4)返送料が負担されていないカードも20通程度はありましたがこれはカウントしておりません
5)2005年秋頃までに当方に届いたものがカウントされております
6)NOT IN THE LOGの場合もカウントしております
- ◆取得出来たデータについて
- 別添の様なデータが取得できました。
総通数は710通です。(まだまだ後から後から来ているので1000通くらいまで伸びるのかも?)
【国内=JA】
SASE(SAE+α含む)での請求数は230通。
うち純粋なSASEが167通。約72%でした。次にSASE+US1$の方が16名7%程度おられました。気遣っていただいたんだと思います。本当にありがとうございます。
最も高額と思われるのはSASEにビール券(350ml×2)をつけて頂いたものでした。(この場を借りて御礼申し上げます。)
【国外=JA以外】
SAE+α(SASE含む)での請求数は480通
US$の下落で世界標準となりつつあるSAE+US2$が全体の36%175通を占めました。
また多くの地域で返送に「US1$」では足りなくなった影響か?IRCの使用は非常に多く28.3%136通となりました。
高額なもので特筆するのは「5$」。5$札です3名ともに・・・。正直いって驚きました。
蛇足ですが2$では2$札を用意しておられる方も結構おられますね。お陰さまでうちにもう10枚以上2$札があります・・・
EUROも1$札があれば代用されるのでしょうが・・・何せん硬貨(札は5ユーロから)ですし。ユーロ通貨を送付される方はおられませんでした。
| うちわけ |
JA |
DX局(JA外) |
| 総通数 |
230 |
480 |
| 1位 最も多いパターン 通数と割合(%) |
SASE
167通
72.6% |
US2$
175通
36.5% |
| 2位 2番目に多いパターン 通数と割合(%) |
US1$
29通
12.6% |
IRC1枚
136通
28.3% |
| 3位 3番目に多いパターン 通数と割合(%) |
SASE+US1$
16通
7.0% |
US1$
85通
17.7% |
平均値
(1US$=105円 1IRC=130円 切手等は額面計算で算出) |
104.4 |
180.4 |
※DX局の地域内訳は個別に記録していませんので不明です。
感覚で申し訳ないが欧州局が多かった実感があります。(ZK2との難易性からと推測されます)
※US1$はロシア地域および米国が殆ど。あと韓国。欧州局は少なかったという印象がある。
※海外局にも関わらず日本の切手を貼った「SASE」で送ってくるものは殆どが米国局である。
※一部ロシア局は日本の局からの郵便物?に張ってあると推測される使用済切手の消印を消して?(うすく見えるわけだが)これをSASEとして送ってくる輩が散見された。当然これは認められないので上記データには入っていない(BURO扱い処理)

2006年1月26日作成